大谷翔平に名将も驚愕「感心を通り越している」 人間性に敬意「野球を愛している」
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試合前に取材に応じたガーディアンズのテリー・フランコーナ監督
■ガーディアンズ ー エンゼルス(日本時間13日・クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地・ガーディアンズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。試合前の取材に応じたガーディアンズのテリー・フランコーナ監督は「彼にはできないことはない」と警戒しながらも、二刀流でのプレーについては驚きを隠せないようだ。
9日(同10日)の登板では、「100本塁打以上放った選手の歴代最多奪三振記録」でベーブ・ルースを抜いてトップに立った。二刀流の先駆者でもあるルースと大谷が度々比較されることについて、フランコーナ監督は「『世代の』という形容詞が彼に対して使われているけど、実際にそうだから大げさな表現だとは思わない。ピッチングはバカげている。彼にできないことはない。感心させられる。いや、感心を通り越しているね」とべた褒めした。
敵として対峙する大谷については「彼が打席に立っているときは気分が悪い」とユーモアを交えつつ、「でも、野球界にとっては素晴らしい存在だ。彼は野球を愛している選手だと聞いている。私はそういう選手が好きだ」と語った。
昨季、フランコーナ監督はガーディアンズを地区優勝に導き、アメリカン・リーグの最優秀監督賞を受賞。名将の目にも、大谷は特別と映っているようだ。
(Full-Count編集部)
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