村上宗隆“確信”6号2ランに絶叫 今季初1試合2HR、シーズン25発ペース…量産態勢へ

ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】
ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】

打った瞬間ベンチに向かって絶叫…会心の当たり

■ヤクルト 4ー1 中日(13日・神宮)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が13日、神宮球場で行われた中日戦で、今季初の1試合2本塁打を放った。「4番・三塁」で先発出場し、初回に6試合ぶりの先制5号2ランを放つと、勢いに乗った。8回無死一塁からは“確信”の6号2ラン。もがく主砲にアーチが戻り、4-1で勝利。スタジアムは熱狂に包まれた。

 初回2死二塁の第1打席では、デビュー登板となった中日ドラフト1位の仲地のストレートを一閃。左翼スタンドへの着弾を確認すると、ゆっくりとダイヤモンドを回った。“プロの洗礼”を浴びせ、火がついたバットは止まらず、神宮に再び放物線を描いた。

 8回無死一塁で打席に向かうと、打った瞬間、確信した。村上は右翼席への着弾を確認する前に、一塁側ベンチに向かって絶叫。今季初の1試合2発に喜びを隠しきれなかった。この日は2ホーマーを含む3安打4打点でお立ち台にも上がった。昨季3冠王のバットに火がつき始めた。

 今季は開幕から苦しみ、シーズン約4分の1となる34試合を消化した前日12日の時点で4本塁打。この日2本上乗せ、ようやくシーズン25発ペースとなった。ただ日本の大砲のバットはまだまだ物足りず、ここから量産態勢に入るのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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