途中交代のレンドンは「明日検査する」 指揮官明言…自ら不調訴え「彼は正直に言った」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

4番として打率3割と好調も…離脱なら打線に穴

■ガーディアンズ 8ー6 エンゼルス(日本時間14日・クリーブランド)

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が13日(日本時間14日)、敵地・ガーディアンズ戦に「4番・三塁」で先発出場したが、6回途中に交代した。球団は「左脚付け根の張り」と発表。試合後、フィル・ネビン監督は「明日検査する」と明かした。

 この日、レンドンは初回の第1打席で三ゴロ、3回には中堅後方への犠飛で打点を挙げた。5回の第3打席では投手への併殺打に倒れていた。6回に先発・デトマーズが降板する際に、同時に交代。その後、球団側から「左脚付け根の張り」と発表された。

 ネビン監督は試合後、レンドンが自ら不調を訴えたことを明かした。「投手交代でマウンドに行ったときに彼は正直に言った。『今、あちこちに飛ぶ打球に対して動くことができないと思う』と。だから(ベンチに)下げた」。翌14日(同15日)はもともと休養日の予定で、検査をするという。

 32歳のレンドンは2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約333億円)でエンゼルス入り。2021年、2022年と度重なる故障に苦しんだが、今季はこの試合の前までにチームトップの打率.307を記録。前日12日(同13日)の同戦では3安打の活躍を見せていた。ネビン監督も「(悪くなるより)前だったことを願う」と心配そうに話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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