エ軍が“珍アウト”で好機潰す 悪送球で出塁のはずが…痛恨タッチアウトに呆然

進塁意思が認められタッチアウトに
■ガーディアンズ ー エンゼルス(日本時間15日・クリーブランド)
エンゼルスが“珍アウト”でチャンスを逸した。14日(日本時間15日)に敵地で行われたガーディアンズ戦で、ブランドン・ドルーリー内野手が一塁を駆け抜けた後に、二塁への進塁意思を示したとしてタッチアウトとなった。
1点ビハインドの5回、ここまで無安打に抑えられていたバイビーから、先頭のウォードが中前打で出塁、続くドルーリーは遊ゴロを放った。二塁に送球しアウトを奪った後、ダブルプレーを試みた一塁への送球は悪送球となり、一塁ベンチ付近へ転がった。駆け抜けたドルーリーは悠々と一塁ベースに歩いたが、二塁への進塁意思があったと判断されてタッチアウトとなった。
打者は一塁ベースを駆け抜ける事ができるが、少しでも二塁を伺おうとする動作をすれば、安全に一塁へ戻る権利が消失する。ドルーリーは一瞬何があったか分からない様子で、しばらく塁上で呆然としていた。