舌を出し“挑発”が乱闘劇の「引き金になったようだ」 激怒のハーパーら退場に
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ロッキーズ2番手バードは7回2死三塁から左飛で無失点に封じた
■ロッキーズ 4ー0 フィリーズ(日本時間15日・コロラド)
14日(日本時間15日)に行われたロッキーズ-フィリーズで、両軍ベンチから飛び出しもみ合いとなる乱闘が起きた。地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」のフィリーズ番アレックス・コフィー記者は「見たところ、ロッキーズの救援投手ジェイク・バードがマウンドを降りる際、フィリーズのダグアウトに向かって何か発したことが引き金になったようだ」と説明した。
ロッキーズの4点リードで迎えた7回2死三塁。2番手バードがカウント3-1から5球目を投じ、ブライソン・ストットは打ち上げて左飛に倒れて無得点に終わった。しかし本塁付近で両軍が揉め、ブライス・ハーパーらも怒りをこらえきれない様子で何かを叫んでいた。
MLB公式のフィリーズ番トッド・ゾレッキ記者によれば「ロッキーズのジェイク・バードがその回を投げ終えた際、舌を出し、フィリーズ(のダグアウト)に向かって、あざけるようにグラブを叩いた。ハーパーらはそれをすんなり受け入れなかった」とレポート。ハーパーとバードはこの一件で退場となった。