吉田正尚が新人王“最有力”に オッズ爆上がり「2.4倍」…2位を大きく引き離し1位

レッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
レッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

各ブックメーカーのオッズで2位を大きく引き離す

 レッドソックスの吉田正尚外野手が新人王獲得へ前進している。ア・リーグの新人王オッズでは各ブックメーカーで、2位に大差を付けた1位となっている。4月中盤には一時21打席連続無安打も、その後復調して打率3割前後をキープ。評価を上げ続けている。

 19日(日本時間20日)に米メディア「ザ・ゲームデーMLB」のツイッターが、ブックメーカー「シーザーズ・パレス」が公表した新人王オッズを紹介。吉田は+140で、100ドル(約1万3800円)を賭けた場合、配当金が275ドル(約3万8000円)となる。数値が低いほど倍率は低く、2位で並ぶアンソニー・ボルピー内野手(ヤンキース)と、ブライス・ミラー投手(マリナーズ)が+800で、吉田と大きな差がついている。

 吉田は5月2日(同3日)時点では、ブックメーカー「ドラフト・キングス」で+275で1位となっていた。その後、8日(同9日)には週間MVPも獲得。徐々に評価が上がっている。

「ジーター2世」として期待されているボルピーは19日(同20日)の試合を終えて打率.215、7本18打点。ミラーはこの日のブレーブス戦で初黒星を喫したが4試合で防御率1.42となっている。

 米国の主要ブックメーカーでも、19日(同20日)時点で吉田のオッズは+100台。2位のミラーは、高くても「BetMGM」の+600となっている。吉田はこの日の敵地・パドレス戦で2回に左前打を放ち、3試合連続安打をマーク。2018年の大谷翔平投手(エンゼルス)に次ぐ日本人5人目の快挙へ、今後の活躍にも期待だ。

(Full-Count編集部)

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