大谷翔平が相手打者を「ずっと悩ませた」 “変化”にOB仰天「圧倒的な球種が5つ」
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通算179勝のラングストン氏「特定の球種に依存しなかった」
■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場。99球を投げ、6回を2安打1失点、9三振を奪った。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の試合後番組に出演した球団OBは、多くの球種を操った投球を絶賛。「ツインズ打線をずっと悩ませましたね」などと称えた。
この日の大谷は配球をガラリと変更。前回登板まではスイーパーの割合が4割前後だったが、この日は27球。最速99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシームが25球、カットボールも19球投じて3つの三振を奪った。
投球スタイルの変化に球団OBも感心した。MLB通算1674安打のティム・サーモン氏は「圧倒的な球種が5つもあるのだから、もっと(速球とスイーパー以外を)見せないといけない。今日はそれを実行した。100球に迫る中、99マイル(約159.3キロ)をマークした。最後の回(6回)に登場すると、力を出し尽くしました。素晴らしい登板だった。軌道修正し、ツインズ打線をずっと悩ませましたね」と続けた。
続いてMLB通算179勝を挙げたマーク・ラングストン氏は「過去に見たショウヘイのように、ビンテージのようでした」とし、「今日は特定の球種に依存しなかった。十分な数の武器を持っているし、今日はそれを全て見ることができた」と述べた。レジェンド級OBたちも、大谷の変化に舌を巻いていた。
(Full-Count編集部)
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