鷹柳田、朗希攻略法を問われ“珍回答” まさかの「はい」5連発に「テンテンテン」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】

首位ロッテに逆転勝利…延長12回にサヨナラ打で4時間超えの熱戦が決着

■ソフトバンク 6xー5 ロッテ(27日・PayPayドーム)

 何か言いたげな表情だったのは間違いなかった。ソフトバンクは27日、ロッテ戦(PayPayドーム)にサヨナラ勝利。延長12回1死一、三塁から柳田悠岐外野手が右前適時打で試合を決めた。一塁を駆け抜けて、そのままファウルゾーンまで走っていく姿も柳田らしい。4時間を超える熱戦を終えて「“解放”のランです」とはにかんだ。

 チームは4回に3点ビハインドから同点に。直後に2点勝ち越されるも、5回に牧原大成内野手の1号2ランで5-5と再び追いつき、延長戦に突入した。迎えた延長12回に中村晃外野手、近藤健介外野手らの安打でチャンスを作り、最後は主砲が決めた。「回ってくると思っていたので、よかったです。(東妻勇輔投手は)クイックが速いので、タイミングだけ合わせて。あとは前に飛ばそうと思っていた」と打席を振り返った。

 首位ロッテに勢いがつく逆転勝利。連勝をかけた28日の相手先発は佐々木朗希投手。意気込みを問われると「うん、まあ、はい。はい、はい」と珍回答。続けて「打つだけですか?」と質問されても「はい、はい。テンテンテンです」とどこまでも柳田らしいコメントを残した。何かを言いたい表情ではあったが、具体的な言葉にはせず。ここまで3勝0敗、防御率0.84の右腕との対戦を見据えていた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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