ダルビッシュ、「僕の方が有利」も7失点でヤ軍に敗戦 指揮官は配球が「ベストではなかった」

ヤンキース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
ヤンキース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

ダルビッシュは3回途中7失点で4敗目

■ヤンキース 10ー7 パドレス(日本時間29日・ニューヨーク)

 パドレスのダルビッシュ有投手は28日(日本時間29日)、敵地ヤンキース戦に先発登板し、3回途中7失点で今季4敗目を喫した。レンジャーズ時代の2017年以来、6年ぶりのヤンキー・スタジアムでの登板で「僕の方が有利だと思うので、今回は。向こうは僕の球を見てない人が多い。だからゲームプランとしては打てないところに打てない球を選んだつもりです」と話した。

 今季4勝目と米通算99勝目を狙ったマウンドだったが、次回登板以降にお預けとなった。ダルビッシュは1点リードの初回1死でジャッジに左翼へ15号ソロを浴び同点に。流れを断ち切りたかったが、2点リードをもらった3回に捉えられた。2番手のカールトンも打たれ、この回一挙7失点。ダルビッシュは2回2/3を7安打2三振7失点で防御率は4.61となった。

 降板後は「最初の2回は全然悪くなく、相手のスイングとかを見ても『合ってないかな』という感じがしました」と冷静に振り返った。変化球の精度について「スイーパーの曲がりが不安定だったんですけど、ツーシームに関してはそんなに悪くなかった。スローカーブはちょっといつもと違ったなって感じがしますね。高めにミスすることがすごく多かった」と分析した。登板間隔中4日でのマウンドに「疲労的には、全然大丈夫ですね」と問題なさそうな様子だった。

 ボブ・メルビン監督は「(今日)彼の制球はあまり良くなかったようだ。そういう日もある。相手チームはある球種を狙っていたのか、もしくはコマンドがベストではなかったのかもしれない」と右腕をかばい、次回登板に期待した。

(Full-Count編集部)

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