藤浪晋太郎が月間2勝 防御率10点台も…5月チーム最多勝に浮上

ブレーブス戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

藤浪の5月成績は11登板で2勝1敗、防御率10.50

■アスレチックス 2ー1 ブレーブス(日本時間31日・オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が30日(日本時間31日)の本拠地・ブレーブス戦に救援登板し、2勝目(5敗)を挙げた。同点の9回2死でマウンドに上がり、打者1人を抑え、チームはその裏にサヨナラ勝ちを収めた。藤浪は月間2勝1敗。同1勝1敗のエンゼルス・大谷翔平投手を上回った。

 藤浪は今月、11登板で2勝1敗、防御率10.50。12回を投げて自責14ながら2勝を挙げた。12日(同13日)の本拠地・レンジャーズ戦で挙げたメジャー初勝利に続いて再びサヨナラ勝ちで勝ち星が舞い込んだ。5月の2勝は、低迷続くアスレチックスでは最多だ。

 一方、大谷は5先発で1勝1敗、防御率4.06。31回を投げ44三振を奪う力投も、打線の援護に恵まれない試合が多く、白星を積み上げられなかった。4勝無敗だった4月と比較すると、少し足踏みした格好だ。

 他の日本投手の5月はパドレス・ダルビッシュ有投手が2勝2敗、防御率5.74、メッツ・千賀滉大投手が2勝2敗、防御率2.79。ブルージェイズ・菊池雄星投手が2勝2敗、防御率5.83だった。ツインズ・前田健太投手は登板機会がなかった。救援の藤浪は31日(同6月1日)のブレーブス戦でも登板のチャンスはある。登板の際はさらに数字を積み上げるか、注目される。

※22:00に一部、見出しを修正しました。

(Full-Count編集部)

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