吉田正尚、21度目マルチで「伝説」に並ぶ “歴史の扉”開けた81年ぶりの快挙

7号ソロを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
7号ソロを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

「Mr.レッドソックス」ことジョニー・ペスキー以来の快挙

■レッズ 5ー4 Rソックス(日本時間1日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が31日(日本時間6月1日)、本拠地・レッズ戦に「4番・指名打者」で先発出場し、今季21度目のマルチ安打を記録した。2回には20試合ぶりとなる7号ソロを放つなど、4打数2安打で打率は.317に上昇。球団によると、キャリア最初の47試合のうち、少なくとも21試合で複数安打を記録したのはレッドソックスでは81年ぶりとなった。

 81年前の1942年にこの記録を達成していたのが「Mr.レッドソックス」ことジョニー・ペスキー。偶然にもこの日、吉田はペスキーの愛称が付けられている「ペスキーズ・ポール」と呼ばれるフェンウェイ・パークの右翼ポール際へ本塁打を放った。ペスキーは新人から3年連続200安打を記録した安打製造機で、通算本塁打は17本のみ。体型は小柄で、ホームから302フィート(約92.0メートル)しかない右翼スタンドの恩恵を受けていたことから、愛称が付けられた。

 吉田は1年目ながら抜群の適応能力で安打を量産。5月の試合を終え、ここまで47試合で58安打、OPSは.899で、大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手らを上回ってリーグ5位としている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY