大谷翔平に米記者が受けた衝撃 目の当たりにした「この世のものとは思えない」光景

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「マイアミ・ヘラルド」のマーリンズ番記者がWBC取材の様子を語った

 投打二刀流で躍動するエンゼルス大谷翔平投手は行く先々で話題の中心になる。地元紙「マイアミ・ヘラルド」のマーリンズ番記者、ジョーダン・マクファーソン氏は「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の決勝戦を取材した際の驚きについて明かした。大谷の打撃練習で球場に響いた歓声は「シーズン中の球場で聞く歓声より大きかった」という。

 マーリンズの本拠地ローンデポ・パークで行われた日本と米国のWBC決勝。マクファーソン氏は「この世のものとは思えない」光景を目にした。大谷の打撃練習の際にできた“人だかり”に目を丸くした。

「マーリンズの球場はいつも満員というわけではありませんが、あの時の打撃練習の観客のどよめきと言ったら。レギュラーシーズン中に聞く歓声より大きかった」。大谷が次々と放つ超特大弾で、スタンドから湧き起こった歓声は、マクファーソン氏の印象に強く残ったようだ。

 試合でも、大谷がベンチとブルペンを走って行き来しているのを興味深く見つめた。最終回に登板して同僚のマイク・トラウト外野手を三振に仕留めた優勝したシーンは「野球を取材してきて、最もシビれた瞬間でした」と語る。

 似た光景は7年前に目にした。メジャー通算3000安打を目前にしていた頃のイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)だという。「イチローがこのチームにいて3000安打を狙っていた時は、彼目当ての人だかりができていました」と振り返る。日本球界が誇る“2大スター”の求心力を改めて実感していた。

(Full-Count編集部)

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