中日・細川が5月度「JERA セ・リーグ AWARD」大賞 バウアーからの衝撃2発が“決め手”

中日・細川成也【写真:荒川祐史】
中日・細川成也【写真:荒川祐史】

現役ドラフトで加入…細川は5月に打率.360、5本塁打、OPS.986をマーク

 セ・リーグは5日、今季から新設されたリーグ公式表彰「月間 JERA セ・リーグ AWARD」の5月度大賞を発表。中日・細川成也外野手が受賞した。リーグ初の公式配信番組「JERA セ・リーグ レジェンド LIVE」内で発表された。

 現役ドラフトでDeNAから加入した細川は5月、打率.360(100打数36安打)、5本塁打17打点、OPS.986をマーク。昨年まで6年間在籍したDeNAでは大砲候補と期待されながらも鳴かず飛ばずだったが、新天地で才能を開花させた。

 球団OBで審査員の一人である川上憲伸氏は「心配から信頼される選手になってきました」と絶賛。今後は「我慢が勝負」と語った。5月27日のDeNA戦(バンテリンドーム)でトレバー・バウアー投手から2本塁打を放ったのがレジェンド審査員には印象的だったようだ。

 ノミネートされていたのは細川の他に、ヤクルトのホセ・オスナ内野手、DeNA・宮崎敏郎内野手、阪神・佐藤輝明内野手、巨人のルイス・ブリンソン外野手、広島・松山竜平外野手だった。

「月間 JERA セ・リーグ AWARD」は、JERA セ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)で、公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点でノミネート。月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として選出する。

 6球団のレジェンドOBが、「JERA セ・リーグ レジェンド LIVE」で月間大賞選手を1人選出。年間の総ノミネート数を基に、上記と同様の過程を経て「年間大賞」選手を1人選出する。

 選考を行う6球団のレジェンドOBは以下の通り(敬称略)
・ヤクルト 宮本慎也
・DeNA 佐々木主浩
・阪神 鳥谷敬
・巨人 高橋由伸
・広島 前田智徳
・中日 川上憲伸

(Full-Count編集部)

JERAセ・リーグ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY