阪神が甲子園を沸かせた5月のベストプレー 掛布雅之氏が厳選の候補からファンが決定

阪神・森下翔太、佐藤輝明、大竹耕太郎、木浪聖也(左上から時計周り)【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
阪神・森下翔太、佐藤輝明、大竹耕太郎、木浪聖也(左上から時計周り)【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で毎月のベストプレーに贈る「DIDアワード」

 阪神ファンに人気のABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」は5日、番組公式YouTubeチャンネルを更新し、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の5月度ノミネートプレーを発表した。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める球団OBで“ミスター・タイガース”の掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞のこと。5月の候補には、掛布氏が厳選した4つのプレーがノミネートされた。

 掛布氏は、セ・リーグ首位を走るチームについて「岡田監督も言っていましたけど、正直できすぎじゃないですかね」と総括。「育成ドラフトで来た大竹が無傷の6勝、若い村上が5勝1敗。貯金のうち半分はこの2人で作っているわけです。苦しいローテーションの中で勝ち星を守ってくれたので、青柳をファームで調整させる余裕があるわけですよね」と投手陣の頑張りを要因に挙げた。ノミネートされたプレーは以下の通り。

○5月3日の中日戦、木浪聖也のサヨナラタイムリー(#0503木浪サヨナラ)

 6-7と1点を追って迎えた9回、阪神は敵失もあって1点を返しなお無死満塁。ここで打席に立った木浪は中日の守護神、ライデル・マルティネス投手の156キロストレートを右前に運ぶサヨナラ打とした。掛布氏は「スピードに振り負けない木浪のコンパクトなスイングはあっぱれ。技術で打った安打」と手放しの喜びようだ。さらに構え方の変化を実演し、今季好調の秘密を解説している。

○5月14日のDeNA戦、佐藤輝明内野手の2本塁打(#0514佐藤輝明2HR)

 15-7と大勝したこの試合で、佐藤輝は7打点の大暴れ。初回に先制3ラン、4回には右中間へ満塁弾を叩きこんだ。掛布氏は特に三嶋の初球、146キロの直球を粉砕した2本目のアーチを「これからの佐藤輝を占う意味で、すごく意味のある本塁打。こういうホームランが続くと、インコースに投げづらくなる」と称えた。

○5月20日の広島戦、ルーキー森下翔太外野手がサヨナラ打(#0520森下サヨナラ)

 両軍無得点で9回まで進んだ試合、森下は2死一、二塁から初球の真っすぐを引っ張り左前へ運んだ。掛布氏は「投手はストライクから入っていきたいところで、森下の集中力。来たら振り切るという気持ちの強さを感じた」とメンタルに賛辞を送り「もう少し肩の力を抜いて、腕が体の前を走る、早くバットを触れるような打撃をすればこういうヒットがもっと増えると思います」とアドバイスも送る。

○5月27日、大竹耕太郎投手が巨人戦で見せた涙の6勝目(#0527大竹涙の勝利)

 現役ドラフトで移籍してきた大竹が、甲子園の巨人戦に先発し7回無失点の好投。チームも3-2で勝利し、今季6勝目を挙げた。掛布氏は「初めての甲子園の巨人戦。相当緊張したと思うけど、体の力の抜き方が本当に上手」と左腕を称え、特に「同じ腕の振りでチェンジアップ。タイミングがとれない魔球ですよ」と打者目線で解説している。

 投票は、ノミネートされた上記4つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選び、番組公式ツイッター上の投票ボタンをクリックするか、もしくは自身のツイッターアカウントから「ハッシュタグ・日付・選手名・プレー(例:#0503近本サヨナラ)」をツイートして行う。結果は後日掛布氏が発表する。投票締切は6月12日午後11時59分。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞者の直筆サインボールが5人、7月15日の中日戦のチケットが5組10人に当たる。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら

○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/

○番組公式ツイッター:https://twitter.com/abc_toraban/status/1665690222267596800

【実際の動画】掛布雅之氏が厳選 阪神戦士が甲子園で見せたベストプレーを詳細解説

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