大谷翔平、リーグ2位タイ16号で逆転勝利に貢献 3出塁で鈴木誠也との“初対決”制す

カブス戦で16号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
カブス戦で16号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

16号はアルバレスに並ぶア・リーグ2位タイ、ジャッジに3本差

■エンゼルス 7ー4 カブス(日本時間7日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第2打席で5戦ぶり16号ソロを放つなど、2打数1安打2四球1本塁打1打点。打率は.276、OPSは.904となった。チームは3点を追う5回に5点を奪い逆転に成功し、7-4で勝利。2連勝で貯金「2」となった。

“初対決”となった同学年の鈴木誠也外野手の前で快音を響かせた。初回の第1打席は遊ゴロに倒れたが、4回先頭で迎えた第2打席で相手先発ウェズネスキーから右翼へ16号。打球は鈴木が守る右翼の看板に直撃し、審判が協議の末、本塁打と認定された。16号はアストロズのヨルダン・アルバレス外野手に並び、ア・リーグ2位タイ。19本塁打で1位につけるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と3本差となった。

 2-4の5回2死二、三塁で迎えた第3打席は四球。満塁の好機を作ると、チームはトラウトの2点中前打、サイスの2点中前打で逆転に成功した。大谷は第4打席も四球を選び、この日、3度目の出塁を果たした。

 対する鈴木は2回に遊撃への内野安打で5試合ぶり安打を放った。その後、先制のホームを踏んだが、3回の第2打席は遊飛。第3打席は見逃し三振に倒れた。2点を追う6回1死一、二塁では四球を選び、満塁のチャンスを作ったが後続が凡退した。一発が出れば同点の9回2死一、三塁で迎えた第5打席は空振り三振に倒れた。

 大谷と鈴木はこの日がメジャー初対決。試合前のウオーミングアップ中に中堅付近でがっちり握手とハグをし、約2分間の談笑を行った。エンゼルスはこれで2連勝で貯金を「2」。対するカブスは2連敗で借金「8」となった。

(Full-Count編集部)

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