12球団が1.5差内…交流戦が大混戦のワケ 専門家分析「球界代表する投手少ない」

セ・リーグは3割打者が9人に対し、パ・リーグは2人のみ

 ただ、ここ数年は「球界を代表する投手は少なくなってきた。ベテランになった投手やメジャー挑戦する選手もいるが、現状ではオリックス・山本由伸、ロッテ・佐々木朗希の2人ではないでしょうか」と新井氏。セ・リーグも若手投手が育つ環境ができており、数年前にあった“差”はそこまで感じられないという。

 打者をみてもセ・リーグには打率.381のDeNA・宮崎を筆頭に3割打者が9人(規定打席到達者)いるのに対し、パ・リーグはオリックス・頓宮(.345)、ソフトバンク・柳田(.301)の2人だけだ。

 新井氏は「まだ、シーズンの半分も消化していないが」と、前置きしつつ「全体的に見るとセ・リーグに好打者は増えている。特に右打者。パ・リーグは圧倒的に右打者不足」と、現状を口にする。

 ファンにとってみれば交流戦、ペナントレースも最後まで贔屓球団を応援できる喜びはあるだろう。「昨年もヤクルト、オリックスが連覇しましたが圧倒的な優勝ではなかった。『交流戦はペナントを左右する』と言われてきましたが、そこまでの変化はないと感じています」。交流戦は残り7試合。優勝賞金3000万円を手にするのはどの球団になるのか、激しいV争いに注目が集まる。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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