完全ボール球を「屈んで、粉砕した」 大谷翔平のかち上げ弾に米衝撃「勢いが止まらない」

18号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
18号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジャッジに1本差の18号…低め変化球をかち上げて運んだ

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間11日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3回の第2打席で2試合連発となる18号2ランを放った。ア・リーグ単独2位となる“悪球打ち”を米メディアはSNSで続々速報。「アーロン・ジャッジに1本差に迫る一撃だ」「内角のスライダーを屈んで、粉砕した」などと伝えた。

 まさに衝撃の一発だった。3回2死一塁の第2打席で右腕ウーの内角低めのスライダーを豪快にかち上げた。打球速度103マイル(約165.8キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)の豪快18号。リーグ単独2位、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に1本差に迫った。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者ブレント・マグワイア氏は「ショウヘイ・オオタニの勢いが止まらない! 18号だ」と伝えた。「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニは存在する最高の野球選手だ」と改めて称賛。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「内角のスライダーを屈んで、粉砕した」と表現した。

 MLB公式のマリナーズ番ダニエル・クレイマー記者は「ブライアン・ウーはショウヘイ・オオタニに対して初球をスライダーで空振りを奪ったが、2球目はそういかなかった。ほぼ同じところに投げられた球を、オオタニは引っ張って400フィートまで粉砕した」と記した。米メディア「トーキン・ベースボール」は「ショウヘイ・オオタニの18号はア・リーグトップのアーロン・ジャッジに1本差に迫る一撃だ」と綴っている。

(Full-Count編集部)

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