大谷翔平、今季最速弾でエ軍勝利 2戦連発でトップ独走…トラウタニ弾は今季負けなし

24号逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
24号逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

米通算400打点に到達、日米200号まであと「1」

■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で2戦連発の24号逆転2ランを放つなど、4打数1安打1本塁打2打点だった。打率は.300、OPSは1.016。チームは大谷の本塁打が決勝点となり、逆転勝ち。貯金が「8」になった。

 衝撃のアーチショーだ。2打席凡退に倒れていたが、5回無死二塁の第3打席で通算224勝右腕グリンキーの69.7マイル(約112.2キロ)のカーブを一閃。今季最速の打球速度117.1マイル(約188.5キロ)の弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった。24本塁打、58打点ともに両リーグ単独トップに立ち、米通算400打点にも到達した。さらに続くトラウトも左翼へ15号を放って点差を2点に広げた。

 7回の第4打席は空振り三振に倒れた。試合前の時点で大谷は「連続試合長打と四球」と歴代2位タイの「6」としていた。1位は1921年に7試合連続を記録したベーブ・ルース。102年ぶりの偉業まであと「1」としていたが、達成とはならなかった。

 チームは大谷の本塁打が決勝点となり逆転勝利した。大谷はここまでNPBで48本、MLBで151本の本塁打を積み重ね、日米通算200号まであと「1」となった。6月は打率.400、9本塁打、20打点と大暴れ。また、トラウトとのアベックアーチは通算28度目、今季は6戦6勝と“不敗神話”は継続となった。

(Full-Count編集部)

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