486億円男に473億円男も…落選 大物が続々と“漏れた”球宴に米メディアも困惑
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大物の落選に米メディア「選出されるべきだ」
メジャーリーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、シアトルで7月11日(同7月12日)に行われるオールスター戦の先発野手を対象としたファンによる1次投票の結果を発表した。ファン投票で選出を決めた選手がいる一方で、大物メジャーリーガーの“選出漏れ”を嘆く米メディアも見られた。
レッドソックス地元紙「ボストン・グローブ」のピート・アブラハム記者は自身のツイッターを更新し「オールスター投票でレッドソックスからファイナリストは進出しない。デバースは4位、ヨシダは8位、ターナーも8位、ヘルナンデスは10位。誰かはレッドソックスから選出されなければいけない。現時点でクリス・マーティンが一番オールスターに値する」と述べた。
ラファエル・デバース内野手は、今年1月に11年3億3100万ドル(約472億9800万円)でレッドソックスと契約延長したばかり。今季はここまで71試合に出場し、打率.237、17本塁打、58打点と、打率こそキャリア通算の.278を下回っているものの左の好打者としての実力を発揮している。
さらに「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「フェルナンド・タティスJr.はオールスター先発投票のフェーズ2に進出しない。間違いなく彼はオールスターに選出されるべきだ」と自身のツイッターで“主張”した。
タティスJr.は2021年2月にパドレスと14年3億4000万ドル(約485億8200万円)の大型契約を結んだ。それでも今季はファン投票でナ・リーグの外野手部門7位と“漏れ”てしまった。今季は禁止薬物の使用によって出場停止処分を受けていた影響で、約1か月遅れての開幕となったものの、打率.281、15本塁打、35打点、12盗塁、OPS.898とオールラウンドなパフォーマンスを見せていた。
(Full-Count編集部)
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