怠慢走塁&取材拒否…319億円契約、22歳に指揮官激怒 スタメン落ち決断「彼は若い」
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レイズのキャッシュ監督は、ワンダー・フランコのスタメン落ちを決断した
これからのメジャーリーグを背負うであろう期待の若手が、態度の悪さで指揮官の怒りを買ってしまった。レイズのケビン・キャッシュ監督が22日(日本時間)のロイヤルズ戦を前に、ワンダー・フランコ内野手のスタメン落ちを決断したという。米スポーツ局「FOXスポーツ」が伝えている。
2021年にわずか20歳にして、12年2億2300万ドル(約319億6600万円)で超大型契約。今季も72試合に出場して打率.287、8本塁打、24盗塁とチームを牽引していた。しかし、打球に対して全力疾走しない、三振したあとにバットを放り投げる、レポーターのインタビューを拒否するなどの悪態が目についていたという。
地元紙「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキン記者は、指揮官のコメントを紹介。「ワンダーは本当にいい青年だ。彼はメジャーリーガーであることにおける困難に対処しているところ。彼はまだ若い選手だ。メジャーリーガーとしての難しさを学び、それに対処しているところ」と、スタメン落ちを決断しながらもケアを忘れていないようだ。
(Full-Count編集部)
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