大谷翔平、日米通算200号含む3安打もエ軍痛恨3連敗 “5度目王手”もサイクルならず
三塁打を残し迎えた第5打席は三振に倒れ、5打数3安打1本塁打1打点
■ロッキーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間24日・コロラド)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数3安打1本塁打1打点だった。日米通算200号本塁打を達成し、サイクル安打に今季5度目の王手をかけるなど大活躍したが、チームは8回にディアスに逆転満塁弾を浴び4-7で敗れた。3連敗で貯金は「5」となった。
大谷の勢いが止まらない。初回の第1打席でフリーランドから打球速度115.5マイル(約185.9キロ)の痛烈な右中間二塁打。敵地での連続試合長打の球団記録を10に伸ばすと、5回先頭で迎えた第3打席で詰まりながらも右翼ブルペンに放り込んだ。3戦ぶり25号で日米通算200号(NPB48本、MLB152本)に到達した。また、この一発でMLB通算615安打とし、松井稼頭央に並び日本人歴代4位タイとなった。
さらに、6回2死の第4打席でも打球速度110.5マイル(約177.8キロ)の痛烈なライナーで右前打。サイクル安打に今季5度目の王手をかけて迎えた8回2死一、二塁の第5打席では、元阪神ジョンソンのカーブに空振り三振に倒れた。5打数3安打1本塁打で打率.298となった。
チームは4-3の8回2死満塁のピンチで4番手デベンスキーがディアスに左中間へ満塁弾を浴び、それが決勝点に。この日、5回にトラウトも左中間に16号ソロを放ち、通算29度目のアベック弾を放っていた。試合前の時点で“トラウタニ弾”は今季6戦6勝だったが、“不敗神話”もストップした。
(Full-Count編集部)