エ軍、驚異の“3球連発”に敵地騒然 球団タイ1イニング13得点&3回で先発全員安打
大谷翔平も右前適時打…止まらぬ猛攻
■ロッキーズ ー エンゼルス(日本時間25日・コロラド)
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは24日(日本時間25日)、敵地でロッキーズと対戦。3回にマイク・トラウト外野手、ブランドン・ドルーリー内野手、マット・サイス捕手による3者連発本塁打が飛び出した。すると、打線の猛攻は止まらず。1イニング4本塁打を含む10安打で13得点を奪った。1イニング13得点は球団タイ記録で、3度目。敵地は総立ちで大歓声に包まれた。
“打者天国”クアーズ・フィールドでエンゼルス打線が爆発した。2-0の3回先頭、まずはトラウトが2球目の直球を捉え、17号の中越えソロ。続くドルーリーが初球を左中間スタンドに運んだ。トラウトがドルーリーに兜を被せると、今度はサイスが初球を豪快弾。3球連発で本塁打が飛び出した。
エンゼルス広報部のマット・バーチ氏によると3者連続本塁打は今季2度目。4月23日(同24日)の敵地・ロイヤルズ戦でテイラー・ウォード外野手、トラウト、大谷が放っている。さらに1イニング13得点も1997年5月12日(同13日)ホワイトソックス戦の7回、1978年9月14日(同15日)レンジャーズ戦の9回に続いて3度目の球団タイ記録。1イニング4本塁打も2000年5月28日(同29日)ロイヤルズ戦の5回に記録して以来、球団2度目のタイ記録となった。
止まらない打線は大谷の右前適時打などで着実に追加点をあげた。“打者2巡”に迫る1イニング打者16人の猛攻で計13得点。試合の流れを一気に引き寄せた。