大谷翔平は「試合に違いをもたらす」 26号よりも…指揮官が感銘受けた9回の“打席”

Wソックス戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
Wソックス戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

9回無死一塁から四球を選びトラウトとダブルスチールを決め劇勝呼ぶ

■エンゼルス 2ー1 Wソックス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦で3試合ぶりの26号ソロを放った。フィル・ネビン監督は「ショウへイが今日とても手強かった投手の素晴らしい球を捉えた。ディラン・シースは誰にも引けを取らないほどよかったと思う。今日ショウへイはいい球を捉えて、彼はとても集中していた」と特大弾を称えた。

 大谷は1点を追う4回1死の第2打席に、シーズの内角スライダーをカチ上げ、右中間席に突き刺した。本塁打ランキングで2位につけ、この日の初回に先制の今季22号ソロを放ったルイス・ロバートJr.を再び4本差に突き放した。

 さらに9回無死一塁の第4打席で四球選び、二走のマイク・トラウト外野手とダブルスチールを決め、暴投でのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。指揮官は「あの(9回の)四球はとても大きかった。あれはなかなか見送れるものではない。そして塁に出たら足を生かした。彼はオールラウンドな5ツールプレーヤーだ。最近のような打撃を見せなくても、試合に違いをもたらすことができる」と賛辞を惜しまなかった。

【実際の映像】「とても大きかった」とネビン監督も感銘 大谷が“もたらした”劇的なサヨナラ

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