大谷翔平、10度目“猛打賞”で打率.309 打点抜かれるも三塁打王に…エ軍は3連勝ならず

Wソックス戦で3安打の活躍を見せたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
Wソックス戦で3安打の活躍を見せたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

三塁打5本はメジャートップタイ、第4打席は元同僚強襲で謝罪も

■Wソックス 11ー5 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数3安打だった。1試合3安打以上は2試合連続、今季10度目で打率は.309まで上昇した。チームは5回までに8点を奪われるなど、投手陣が崩壊。連勝は2でストップした。

 大谷の勢いが止まらない。試合前の時点で打率.304、3本塁打と好相性の右腕ジオリトから2点を追う初回1死の第1打席は81マイル(約130.4キロ)右翼線への当たりで激走し、三塁打に。続くトラウトも三塁打を放ち、本塁へ生還した。5三塁打はパイレーツのヘイズらと並びメジャートップタイとなった。

 3回の第2打席は空振り三振、6回先頭の第3打席は見逃し三振に倒れたが、8回1死の第4打席でも中前打を放った。打球速度102.2マイル(約164.5キロ)で元チームメートの右腕ミドルトンを強襲。塁上で投手に謝る仕草も見せた。9回2死の第5打席では二塁への内野安打を放った。

 これで6月は99打数39安打で打率.394、13本塁打、28打点。この日、レンジャーズのガルシアが3打点を挙げ、打点ではリーグ2位となったが、3冠王も射程圏内だ。一方で、チームは初回に本塁打争いで2位につけるロバートJr.に2ランを浴びるなど、先発バリアが3回5失点と試合を作れず。連勝は2でストップし、貯金は「6」になった。

(Full-Count編集部)

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