香取慎吾さんが“魂”の投球「リアル97点」 国民的スターも「緊張のあまり…」

セレモニアルピッチを行った香取慎吾さん【写真:竹村岳】
セレモニアルピッチを行った香取慎吾さん【写真:竹村岳】

背番号「405」でセレモニアルピッチに登場…見事なノーバウンド投球

■ソフトバンク ー 楽天(29日・PayPayドーム)

 男性アイドルグループ「SMAP」の元メンバーで、タレントの香取慎吾さんが29日、ソフトバンク対楽天(PayPayドーム)のセレモニアルピッチに登場した。ソフトバンクのユニホームを着用し、背番号は405。国民的スターの登場に、ファンからも大歓声が起こった。ノーバウンドの投球だったが「緊張のあまり、見事だったのかどうかもわかりません」と振り返った。

 まずはファンに手を振りながらグラウンドに登場した。何度もコンサートを行ったことのあるPayPayドーム。「今日久々に来られて、感慨深いです。野球未経験の男が。みなさんの応援を背に、この1球に魂を込めたいと思います」と意気込む。投じたボールはノーバウンドで、捕手役の和田毅投手のグラブに収まった。点数を問われると「ありがちな120点とかありますけど、リアル97点くらい。それくらい嬉しいです」と報道陣の笑いを誘っていた。

「小さい頃から芸能界で働いていたので」と、キャッチボールも未経験だったという。硬球を握りしめながら「初めてこの硬い“ヤツ”を触りました。痛そうだなって思って」と驚きの表情だ。それでも3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には「盛り上がりに心を奪われました。そんな僕がまさか、セレモニアルピッチに登場ということで。とても喜んでいます」と貴重な瞬間を噛み締めていた。

 7月1日から8月27日まで、香取さんの個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」が福岡市美術館で開催される。「その宣伝のためにきました! ぜひ遊びに来てください」とスタンドにも呼びかける。開催より少し前に、福岡のファンがその姿を目に焼き付けていた。

【実際の投球】ドームに沸いた大歓声 “魂”を込めた香取慎吾さんの一投

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