元燕戦士が通い詰めた“行きつけ”のお店 見せたこだわりに「分かっていらっしゃる」

昨年までヤクルトでプレーした坂口智隆氏【写真:荒川祐史】
昨年までヤクルトでプレーした坂口智隆氏【写真:荒川祐史】

元ヤクルトの坂口智隆氏、現役時代は「選手たちと食事に行くのが一番の楽しみだった」

 プロ野球界において、143試合と長いシーズンを戦う上で時には“息抜き”も必要になる。オリックスやヤクルトでプレーした坂口智隆氏にとって現役時代の楽しみは「先輩、後輩との食事が次の日の活力」だった。引退した今だからファンにこっそり伝えられる通いつめた“名店”を紹介。なかなか見ることのできないプロ野球選手の食事姿に「坂口さんは分かっていらっしゃる」と、ファンもうなるこだわりも見えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大が拡がった2020年からは選手たちも苦労した。当然のことだが、各球団は選手たちに外食を禁じ、遠征先のホテルは各自で食事を取ることが多かった。坂口氏は「選手たちと食事に行くのが一番の楽しみだった。それができなくなった最後の3年間は寂しかった」と振り返る。

 今回、Full-CountのYouTubeコーナー「坂口智隆の伸び代しかない!」で紹介したのは兵庫・神戸市中央区にある焼肉店。「自主トレのときからよく行く。(神戸に)来たら必ず行く」という神戸牛が味わえる場所だ。全席個室のため、選手同士で行っても周囲を気にせず、リラックスすることができる。野球ファンの中では選手がどのような場所で食事をしているのか、というのも興味のひとつ。プロ野球選手の「焼肉の食べ方」が垣間見られる。

 坂口流の焼肉の食べ方はどうだろうか。「タンとか(塩もの)を最初に行きますか?」と周囲を気にしつつ……「いきなり、いきます。辛味の特上テッチャン」とホルモンを注文。そして、飲み物にも注目だ。“ビール党”の坂口氏が手にしているのはジョッキではなく小グラス。瓶ビールへのこだわりは強く、メニューにあれば必ず頼み、手酌で和気あいあいと楽しむのがベストだという。これにはファンも「分かってらっしゃるわ」「瓶の方がおいしい」と共感するコメントも見られた。

 食事をしながら、今後のキャリアについても言及。これまでも野球普及のために女子野球やソフトボールの現場に行き、“ガチンコ対決”の動画を撮影。幅広く、野球の魅力を届けていくつもりでいる。さらにはファンが喜ぶ姿をイメージしながら、多くのアイデアを披露していた。

【実際の映像】坂口さんは「分かっていらっしゃる」 プロ野球選手の“プライベート”食事で見えたこだわり

RECOMMEND