大谷翔平、2年ぶり月間MVP 日本人最多3度目…異次元の15HR&29打点 機構発表

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

野茂英雄、伊良部秀輝を超える日本選手最多3度目の月間MVP

 メジャーリーグ機構(MLB)は3日(日本時間4日)、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表した。エンゼルス・大谷翔平投手はア・リーグ野手部門で日本人最多3度目の受賞を果たした。ナ・リーグ野手部門はブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が受賞した。

 大谷は2021年6月に13本塁打を放って初の月間MVPを獲得。7月もリーグトップタイの9本塁打を放って2か月連続で受賞した。日本選手では野茂英雄、伊良部秀輝の両投手がともに2度受賞。3度目の受賞は日本選手最多となった。

 大谷は6月に27試合出場し、日本選手と球団の月間最多記録となる15本塁打を放った。6月の月間15発は1930年ベーブ・ルース、1934年ロブ・ジョンソン、1961年ロジャー・マリスに次いでア・リーグ4人目。月間29打点は2003年6月の松井秀喜に並んで日本選手最多だ。104打数41安打の打率.394と凄まじい活躍を見せた。

 ア・リーグ投手はレッドソックスのジェームス・パクストン投手、ナ・リーグ投手はパドレスのブレイク・スネル投手が受賞した。ア新人はオリオールズのガーナー・ヘンダーソン内野手、ナ新人はダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手が選出。ア救援投手はオリオールズのフェリックス・バティスタ、ナ救援投手はフィリーズのクレイグ・キンブレル投手がそれぞれ選ばれた。

(Full-Count編集部)

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