大谷翔平に“四球攻め” 敵地で異例のブーイング、地元実況が代弁「スイングを見たい」

パドレス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
パドレス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

地元実況「ペトコ・パークのファンもブーイングをしています」

■パドレス ー エンゼルス(日本時間4日・サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・パドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席でストレートの四球を選ぶと、敵地は異例のブーイングに包まれた。

 4点を追う5回1死一塁。2018年サイ・ヤング賞左腕スネルの攻めは本塁打警戒、外角一辺倒だった。3球連続でスライダーが外角低めに外れると、4球目のフォーシームも明らかにストライクゾーンを外れた。これには敵地ファンもブーイングを浴びせた。

 地元放送局バリースポーツ・ウエストの実況ウェイン・ランダッゾ氏は「ペトコ・パークのファンもブーイングしています。彼らもショウヘイのスイングを見たいようです」とファンの思いを代弁した。

 前日2日(同3日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦では8回に2試合ぶりとなる31号ソロを放った。2日(同3日)までリーグの打撃タイトル争いでは本塁打、打点の2冠。この日、6月の月間MVPと週間MVPをダブル受賞した。相手投手の四球覚悟の攻めは、仕方ないところなのだろうか。

(Full-Count編集部)

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