元エ軍“二刀流”にトレードの可能性「注目の1人」 米記者は“お手頃価格”に着目

タイガースのマイケル・ローレンゼン【写真:ロイター】
タイガースのマイケル・ローレンゼン【写真:ロイター】

昨季エンゼルスに所属したローレンゼン

 タイガースのマイケル・ローレンゼン投手にトレードの可能性が浮上している。米放送局「MLBネットワーク」ジョン・モロシ記者は、「トレード対象の先発投手が明らかに少ないことから、今月注目のトレード候補の1人だ」とツイートした。

 31歳のローレンゼンは2021年まで7年間レッズでプレーし、FAでエンゼルスに単年契約で加入。昨季は18試合に先発して8勝6敗、防御率4.24、WHIP1.28の成績を残し、オフにはタイガースと850万ドル(約12億2300万円)で単年契約を結んだ。

 今季は5日(日本時間6日)時点で2勝6敗、防御率4.28の成績。チームはア・リーグ中地区の3位に位置しているが、37勝48敗と大きく負け越しておりプレーオフ進出も厳しい状況。オールスターゲームでは各チームから1人は選ばなければいけないこともあって、わずか2勝のローレンゼンが選出された。

 リーグの平均防御率や球場の投打の有利不利を加味した指標「ERA+」は99(100が平均)をマークしており、“平均的”な成績。同記者は「彼は今季いっぱいの契約でそれもお手頃、そのうえERA+は今季リーグの平均あたりだ」と指摘している。トレードが活発となるこれからの1か月で、動きはあるだろうか。

(Full-Count編集部)

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