月間15HR→12打席無安打…大谷翔平が止まった理由 「世界最高の選手」封じた“ドヤ顔”

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

先発右腕ルーゴは3打席連続で二ゴロに「世界最高の選手だから、僕らにとってはチャレンジ」

■パドレス 5ー3 エンゼルス(日本時間6日・サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地・パドレス戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数で今季初の3試合連続無安打に終わった。この日は29歳の誕生日。12打席連続無安打で打率.296となった。チームは3連敗。貯金1となった。

 パドレスとしてはパーフェクトな“大谷封じ”。先発右腕ルーゴは、してやったりの表情だった。初回2死は内角シンカーに詰まらされて二ゴロ。3回1死二塁、5回2死三塁と外角カーブを打たせて二ゴロに打ち取った。「すごいパワーの持ち主だと、僕は知っている。(今日対戦した中で)あのスイングには間違いなくパワーを感じた。長打を避けようと頑張ったよ。世界最高の選手だから、僕らにとってはチャレンジだよね」と声を弾ませた。

 このパドレス3連戦は12打席無安打。6月に日本人最多の月間15本塁打をかっ飛ばしたパワーを完全に封じ込めた。元ヤンキースでマスクを被ったサンチェスは「間違いなく素晴らしい選手だし、素晴らしい才能を持っている。僕らはゲームプラン通りに戦うことができた」と胸を張った。

 主砲のトラウトが左有鈎骨骨折で手術を受け、長期離脱することになった。他球団からのマークが厳しくなるのは明らかだ。まずは復調のきっかけをつかみたいところだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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