甲子園を沸かせた阪神のベストプレーは? 掛布雅之氏が厳選…6月の3つの候補

阪神・前川右京、才木浩人、小幡竜平(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】
阪神・前川右京、才木浩人、小幡竜平(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】

ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で毎月のベストプレーに贈る「DIDアワード」

 阪神ファンに人気のABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」は6日、番組公式YouTubeチャンネルを更新し、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の6月度ノミネートプレーを発表した。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める球団OBで“ミスター・タイガース”の掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞。6月の候補には、掛布氏が厳選した3つのプレーがノミネートされた。

 6月は8勝14敗1分けに終わった阪神。5月の19勝5敗から一転、後退の1か月となった。掛布氏は「チームに疲れが出てきたのかな」と分析する。5月30日から行われたセ・パ交流戦は7勝10敗1分け。「一番最初の西武戦で勝ち越せなかった(1勝2敗)のが大きかった。岡田(彰布)監督も西武戦で勢いをつけて交流戦に入りたかったと思う」と振り返った。ノミネートされた3つのプレーは以下の通り。

○6月3日のロッテ戦、小幡竜平のサヨナラ打(#0603小幡サヨナラ)

 3点リードの9回に登板した守護神・湯浅が3失点し、同点に。しかし、延長11回、1死満塁から途中出場の小幡が中前に弾き返し、今季5度目のサヨナラ勝ちを収めた。掛布氏は「外野フライを打とうとせず、ピッチャーに強い打球を打ち返そうというバッティングが生んだヒット」と称えた。

○6月4日のロッテ戦、才木浩人の完封勝利(#0604才木完封)

 佐々木朗希投手との投げ合いになった一戦。ロッテ剛腕が6回を10奪三振1安打1失点投球を見せる中、才木はそれを上回る9回12奪三振3安打の快投で完封勝利を飾った。掛布氏はフォークを絶賛する一方で「もう少しストレートでファウルを取ってカウントを稼いでほしい。勝負できるストレートを持っているので、もっと大切にしてほしい」と注文を付けた。

○6月27日の中日戦、前川右京のプロ初“猛打賞”(#0627前川猛打賞)

「3番・右翼」で先発出場した高卒2年目、20歳の前川右京は3回の第2打席で中日・柳の変化球を弾き返して甲子園初タイムリー。5回には藤嶋から三塁打、6回には福のスライダーを拾って右前打を放ち、プロ初の“猛打賞”をマークした。掛布氏は「好きなところは目力。この姿勢をずっと続けてほしい」と称賛。「変化球にもうまく対応できる。右足の踏み込みを忘れずにできれば、3番バッター確定!」とさらなる飛躍に太鼓判を押した。

 投票は、ノミネートされた上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選び、番組公式ツイッター上の投票ボタンをクリックするか、もしくは自身のツイッターアカウントから「ハッシュタグ・日付・選手名・プレー(例:#0603小幡サヨナラ)」をツイートして行う。結果は後日、掛布氏が発表する。投票締切は7月13日午後11時59分。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞者の直筆サインボールが5人、8月29日のDeNA戦のチケットが5組10人に当たる。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら

○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/

○番組公式ツイッター:https://twitter.com/abc_toraban/status/1665690222267596800

【実際の動画】掛布雅之氏が厳選 虎戦士が甲子園で披露したベストプレーを詳細解説

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