吉田正尚が感じる日米の違い 長女の記念日も…“サプライズ休養日”で「また来年」

Rソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
Rソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

コーラ監督、吉田の“活躍”確信「家族でこの街(ボストン)を楽しむだろう」

■Rソックス ー アスレチックス(日本時間8日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に臨んだが出場機会はなかった。チームは7-3で勝利。ベンチでは最前列で戦況を見つめた吉田も、3連勝を喜んだ。試合後、アレックス・コーラ監督は「彼(吉田)を起用せずに、勝てる試合はいい日だ。彼はリセットをすることができた。明日(8日・同9日)はレフトで出場する」と主軸の“積極的休養”での勝利を微笑んだ。

 吉田は2日(同3日)以来の出場機会なし。長女が3歳を迎えた“バースデー記念日”は出番がなく、休養日に充てた。指揮官は「昨日(6日・同7日)は長い試合で、気温が高かったので、私たちは彼の体調に気を付けないといけなかった。しっかり休んで、明日の試合に備えて欲しい」と、吉田の体調を気遣った。

 さらに、コーラ監督は吉田の“生活環境”にも寄り添った。メジャー挑戦1年目で「ご家族が来ていることはわかっていた。彼にとって素晴らしいことだし、助けになるだろう。家族でこの街(ボストン)を楽しむだろう」と指揮官は温かく見守る。

 3歳になった生粋の“オリ姫”は勝利の女神だった。七夕生まれの長女が“パパ”に元気を与えている。オリックス在籍時、長女が生まれた2020年7月7日の日本ハム戦(京セラドーム)では、本塁打を含む4打数4安打と固め打ちを披露。長女が1歳を迎えた2021年7月7日もアーチを描いた。グラウンドでは“勝負師”の顔つきも、自宅では2人の娘に甘い“パパ”の顔を見せる。

 この日は“記念日”に出場がなく「また来年、打てるようにしたいです」と1年越しの祝砲を誓った。オリックス在籍時は「全試合出場」を目標に定めていた吉田だが「出番がなかったので仕方ないですね」と“積極的休養”の気持ちを割り切る。

 吉田は指名打者で出場した1日(同2日)のブルージェイズ戦、7回の第4打席で右足に死球を受けた影響もあり、次打席で代打を送られて途中交代。164キロ直球を受けたことから、翌2日(同3日)は欠場したが、4日(同5日)のレンジャーズ戦で“超速復帰”を果たした。指揮官から“サプライズ休養日”をもらった吉田は「(球宴まで)あと2日なので。良い準備をしていきたいです」。身も心も整える。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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