大谷翔平の電撃移籍は「あり得ない」 MLB公式断言、エ軍急失速も「何もない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式サイト「エンゼルスがオオタニをトレードしそうにない理由」

 エンゼルス・大谷翔平投手の電撃トレード移籍はあるのか? MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、8月1日(日本時間2日)のトレード期限までに放出する可能性について、「何もない」と断言した。

 MLBネットワークの敏腕記者、ジョン・モロシ氏が「エンゼルスがオオタニをトレードしそうにない理由」として報じた。エンゼルスはトラウトら主力選手が戦線離脱し、ここ10試合で3勝7敗と低迷。地区首位のレンジャーズと6.5ゲーム差を付けられている。それでも、「エンゼルスの失速をトレード期限までにオオタニをトレードする兆候と見る関係者はほどんどいない」と報じた。

 MLB公式サイトの若手有望株ランキングでは100人のうちエンゼルス選手は2人だけ。大谷のトレード放出で多くの若手有望株の獲得が見込めるが、テレビ視聴率やマーケティング収入など大谷人気は絶大。さらに今季のMVP最有力であることも影響すると指摘し、「エンゼルスのファンなら、あるいは球団幹部なら彼が別のユニホームを着て本塁打を量産するところを想像してみてほしい。虚しい気持ちになるだろう? だからこそ、このシナリオ(トレード)はあり得ない」と伝えている。

 仮に今季中にトレード放出すれば、今オフにFAとなる大谷が復帰する可能性は低くなるとも伝えている。トレード期限まで1か月を切った。いずれにしても大谷の去就は米メディアの注目の的であることは間違いない。

(Full-Count編集部)

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