大学侍J、米国に快勝発進 プロ注目の慶大大砲が豪快弾…20度目優勝なるか

日米大学野球の初戦で本塁打を放った慶大・廣瀬隆太【写真:川村虎大】
日米大学野球の初戦で本塁打を放った慶大・廣瀬隆太【写真:川村虎大】

先発の青学大・下村が毎回安打を浴びるも1失点粘投

 第44回日米大学野球選手権は7日(日本時間8日)、コールマンフィールド(米ノースカロライナ州)で第1戦が行われ、大学日本代表「侍ジャパン」は5-2で米国代表に勝利した。2019年大会以来、2大会連続20度目の優勝へ好発進した。

 ドラフト候補たちが躍動した。侍ジャパンは2回2死二塁で8番・進藤勇也捕手(上武大)の右中間への適時二塁打で先制した。さらに4回には先頭の西川史礁外野手(青学大)が左翼二塁打で出塁すると、上田希由翔(明大)の右翼線への適時二塁打で2点目。佐々木泰内野手(青学大)が四球を選ぶと、廣瀬隆太(慶大)の右中間適時二塁打、進藤の二ゴロの間に2点を加え、4-0とリードを広げた。その後2点を追い上げられたが、9回先頭で再び廣瀬が左翼越えのソロを放った。

 投げては、先発の下村海翔投手(青学大)が5回を投げ6安打4奪三振1失点。毎回走者を出しながらも強力米国打線をソロ1本に抑えた。2番手の左腕・武内夏暉投手(国学大)も1失点に抑える好投を見せた。

 今大会は計5試合が行われ、3勝したチームが優勝となる。1972年に第1回大会が開催されて以降、日本が19回、米国が24回の優勝を誇る。米国開催で日本が優勝したのは、2007年のみ。2度目の“敵地優勝”へ幸先の良いスタートとなった。

(Full-Count編集部)

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