ダルビッシュ「3回くらいから疲れ」 体重3キロ減で中15日…回復途上の復帰登板

メッツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
メッツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

5回100球、同点で降板「負けてる状態で降りなかったのは良かった」

■メッツ 7ー5 パドレス(日本時間8日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのメッツ戦に先発登板し、5回を7安打3失点で勝ち負けは付かなかった。体調不良の影響で16日ぶりとなった登板で4四死球を与えるなど復調を示せず、「ちょっと感覚とかおかしい部分もあった。3回くらいから疲れを感じた。体力的な部分が一番大きい」と振り返った。

 初回は先頭への四球から安打と死球で1死満塁とし、内野安打で先制点を献上。3回は3番リンドーアにソロ本塁打を浴び、1点リードの5回も四球からピンチを招いて5番ボーゲルバックに同点打を許した。

 6月21日(同22日)のジャイアンツ戦で登板して以降、体調不良を訴えて体重は3キロ以上落ち、この日も全快とは言えない状態だった。制球に苦しむ場面も目立ち、「スタミナに不安があった。左足をついてからグッと強く回れないというか、その分変化球が曲がるのがちょっと早かったのかなという気はした」。

 それでも万全でない中、5回で100球を投げて3-3の同点で救援陣にバトンをつないだ。「負けてる状態で降りなかったというのは良かった」と一定の評価は口にした。

 前半戦最後となった登板で勝ち星を挙げられず、5勝6敗、防御率4.87でシーズンを折り返すことになった。8月16日に37歳の誕生日を迎えるダルビッシュは「前半のビデオを見返して、何ができるのかというのは考えてみたい。後半戦良くなることを願っています」と自身の復調に期待する。

 昨季プレーオフに進出したチームも借金6つと苦戦している。それでも「明日、明後日しっかり勝って、オールスターブレークでリフレッシュして、後半戦また一からだと思ってやっていけばいい結果になると思う」と巻き返しに期待した。

(Full-Count編集部)

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