吉田正尚が満塁弾&3安打6打点 サイクル王手の大暴れ…打率.317で首位打者射程圏

満塁本塁打を放ったRソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
満塁本塁打を放ったRソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

今季2本目の満塁弾、日本人メジャー1年目では2003年松井秀喜以来

■Rソックス 11ー5 カブス(日本時間17日・シカゴ)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が16日(日本時間17日)、敵地でのカブス戦に「5番・左翼」で出場し、11号満塁弾を含む5打数3安打6打点と大暴れの活躍をみせた。5回2死満塁からは右翼席に突き刺す11号満塁弾。“超弾丸打球”にカブスの鈴木誠也外野手も見上げるしかなかった。試合は11-5で勝利し貯金6に。打率は.317となった。

 注目の記録が止まっても、関係なかった。吉田は15日(同16日)の同カードで無安打に終わり、イチローの7試合を超える日本人最長の連続試合マルチ安打が8でストップ。だが、5回2死満塁の第3打席で今季2本目となるグランドスラムを放った。“ゴジラ”に肩を並べた。日本人メジャー選手でシーズンに2本の満塁弾を記録したのは5人目(6度目)。メジャー挑戦1年目に限れば2003年の松井秀喜以来、2人目となった。

 7回1死一、二塁の第4打席では右中間を破る2点適時三塁打を放った。球団の新人選手で1試合6打点を複数記録したのは史上3人目。9回にはタッカー・バーンハート捕手の超遅球を右安打し、3安打を記録。サイクル安打に王手をかける活躍だった。

 打率は.317となり、リーグトップの打率.323を記録するヤンディ・ディアス内野手(レイズ)を射程圏に捉えている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY