大谷翔平の争奪戦に急展開…首脳前向きの“大穴” 超大型トレードも「オープンな状態」
レイズの二アンダー編成本部長「オーナー陣は全面的に支持してくれている」
エンゼルスの大谷翔平投手の争奪戦に、意外な球団が急浮上している。レイズのエリック・二アンダー編成本部長は16日(日本時間17日)、MLBネットワーク・ラジオの番組に出演すると、大谷の獲得を否定せず、大型トレードの実現にも前向きだと言及した。MLB公式サイトが伝えている。
同サイトは二アンダー編成本部長の発言を紹介。「(選手の年俸に費やした)1ドル当たりの価値がどうかということではなく、結局は勝つことが一番重要だ」と、あくまで結果が出るかどうかの考えをベースにしたプランを持っているとした。レイズと言えば低予算のイメージだが、そこに拘らない姿勢とも言えそうだ。
また、開幕前に大型補強をしなかったことについては「(優勝する)機会を与えてくれる何かが巡ってきて、(対価を払う)価値があると思えば、我々には余裕がある。(オフの)冬の間は、チームに“ハマる”選手が見つからなかった」と理由を説明。それでもここまで60勝36敗でリーグ首位を走っている。
世界一へまたとないチャンスだが、1ゲーム差でオリオールズが迫るなど余裕があるわけではない。「適切な選手が、適切な時期に巡ってくれば、我々はオープンな状態ではある。それ(選手獲得)を模索することについて、オーナー陣は全面的に支持してくれている」と、今夏の大型補強に意欲を見せている。
(Full-Count編集部)