ジャッジ、大谷翔平の62HR更新に期待「記録は破られるためにある」「成功を祈っている」

試合前に取材に応じたヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:小谷真弥】
試合前に取材に応じたヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:小谷真弥】

「もし彼が記録を破ったら、特別なことをやってやろうと頑張るだけさ」

■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間20日・アナハイム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、19日(日本時間20日)に敵地で行われるエンゼルス戦の前に取材に応じ、大谷翔平投手について語った。自身が昨年に記録したア・リーグ新記録の62本塁打に並ぶペースの二刀流に、「記録というものは破られるためにある」と期待感を示した。

 昨季は157試合に出場して打率.311、62本塁打、131打点、OPS1.111をマーク。本塁打のリーグ記録を61年ぶりに更新し、二刀流で好成績を残した大谷とのMVP争いを制した。しかし、今季は右足親指の挫傷と捻挫のため6月上旬から負傷者リスト(IL)入り。49試合の出場で19本塁打にとどまっている。

 大谷は今季、試合前の時点で35本塁打を放ち、昨年のジャッジとほぼ同じペース。自身の記録をいきなり更新される危機に瀕しているが、「記録というものは破られるためにある。(記録が破られれば)球界にとってエキサイティングだ。どうなるか注目だね」と、むしろ楽しみにしているようだ。

 また、「僕はまだ球界でプレーする時間が結構たくさん残っているから、もし彼が記録を破ったら、試合に出場して特別なことをやってやろうと頑張るだけさ」と、さらに抜き返す活躍にも意欲を見せる。一方で「だけど、今はそのことにすごく集中しているわけではない。成功を祈っているし、何を成し遂げてくれるのかいつも楽しみに見ているよ」と、まずは故障からの復帰を見据えていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY