“怒りのキック”で骨折…期待24歳が涙の謝罪　苦戦マリナーズに悲劇「呪われている」

マリナーズの24歳、ケルニックがウォーター・クーラーを蹴って左足を骨折

■ツインズ 6ー3 マリナーズ（日本時間20日・シアトル）

　プレーオフ進出に向け、苦しい戦いが続いているマリナーズに悲劇が起きた。19日（日本時間20日）に本拠地で行われたツインズ戦で、ジャレッド・ケルニック外野手が、ウォーター・クーラーを蹴ったことで左足を骨折。離脱を余儀なくされた。20日（同21日）には涙を流しながら取材対応し、「間違いを犯してしまった」と謝罪した。

　ケルニックは3点を追う9回無死一、二塁の場面で見逃し三振。ベンチに戻るとウォーター・クーラーを蹴りつけて左足を骨折した。20日（同21日）に行われたインタビューを、地元紙「シアトル・タイムズ」のマリナーズ番ライアン・ディビッシュ記者が動画で公開。元ドラ1で飛躍を期待されていた24歳は、涙を流しながら答えている。

　ケルニックは「あー。なんというか。感情的になりすぎた。そして……最悪の気分だ。特にチームメートのことを思うと。彼らを失望させてしまった。全ての責任をとる」と謝罪。さらに「間違いを犯してしまった。私は勝つことが好きで、競争心がある。チームに貢献できなくなるのが、辛い。私のせいだ」と、シーズン佳境での離脱を悔やんだ。

　まさかの悲劇にファンもショックを隠せない模様。米放送局「FOXスポーツ」が10日間の負傷者リスト（IL）入りを伝えると、「残念な怪我」「恥ずかしい」「何をやっているんだ」「プレー外での怪我にはガッカリです」「毎シーズン1人は愚かな怪我をする選手がいる」「マリナーズは呪われている」とのコメントが寄せられていた。

（Full-Count編集部）