ソフトバンクが球団史上初の10連敗 リーグ戦再開初戦もトンネル抜け出せず

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

先発の大関は6回途中5失点、打線も1点しか奪えずに完敗

■ロッテ 5ー2 ソフトバンク(22日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが球団史上初となる引き分けを挟まない10連敗を喫した。リーグ戦再開初戦となった22日のロッテ戦(ZOZOマリン)。先発の大関友久投手が6回途中5失点と堪えきれず、打線も先発・西野勇士投手らロッテ投手陣の前に2点止まり。完敗でまたも泥沼から抜け出せずに10連敗となった。

 大関は初回先頭の藤岡裕大内野手を右前安打で出塁させると、1死一、三塁からグレゴリー・ポランコ外野手の二ゴロ併殺崩れの間に先制点を奪われた。3回には味方の失策も絡んで2死二、三塁とされ、ポランコに2点適時打を浴びた。6回にも2点を奪われてリードを広げられた。

 打線は4回無死満塁で牧原大成内野手の犠飛で1点を返したものの、なおも1死一、二塁で栗原陵矢外野手が遊ゴロ併殺に倒れた。続く5回にも1死満塁のチャンスを作るも、三森大貴内野手が最悪の投ゴロ併殺に凡退。再三のチャンスを活かせずに2点しか奪えなかった。

 ソフトバンクの10連敗は1985年以来、38年ぶりだが、この時は引き分けを挟んでのもの。引き分けなしでの10連敗は球団史上初となった。

(Full-Count編集部)

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