吉田正尚、今季9度目3安打で打率リーグトップ 春先.167からの猛烈ペースアップ

レッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

第4打席終了時点で打率.319

■Rソックス ー メッツ(日本時間23日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が22日(日本時間23日)、本拠地・メッツ戦に「2番・左翼」でスタメン出場し、今季9度目となる3安打を記録した。第4打席終了時点で打率.319とし、ア・リーグ首位打者に浮上。打率.316を記録しているレイズのヤンディ・ディアス内野手を抜き、トップに立った。

 1日2試合も苦にしなかった。前日21日(同22日)に降雨のためサスペンデッドとなり、この日は4回途中から試合を再開。吉田は1試合目こそ無安打に倒れたが、2試合目も集中力を切らさなかった。

 2試合目は初回無死の第1打席で左安打、3回1死で迎えた第2打席で投手強襲安打を記録。サイ・ヤング賞3度の経歴を誇るメッツのマックス・シャーザー投手からヒットを積み重ね、今季38度目のマルチ安打をマークした。7回1死二塁の第4打席は左前適時打を放ち、今季9度目の3安打を記録した。

 吉田は開幕直後に打率.167まで落ち込むなど、メジャー移籍1年目に苦しんでいたが、試合を重ねる度に状態を向上。打率をリーグトップにまで引き上げた。

(Full-Count編集部)

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