東海大相模、横浜…新天地を得た“名将”はその後 11年ぶり県大会決勝進出の成功例も
11年ぶり決勝の福島・学法石川、率いるのは仙台育英の元監督
新天地を得た高校野球の“名将”たちは、この夏どのような成績を残しているだろうか。22日は学法石川が準決勝で会津北嶺を6-3で下し、夏では2012年以来、11年ぶりとなる福島大会の決勝進出を決めた。率いるのは2017年度まで仙台育英(宮城)の監督だった佐々木順一朗氏だ。
仙台育英では、2001年の選抜と2015年の夏に決勝進出し準優勝。2018年冬から学法石川に転じて6年目で初の大舞台だ。同高は夏の甲子園に9回出場しており、決勝の相手は出場17回の聖光学院。勝利の女神はどちらに微笑むか。
また東海大相模の監督を2021年夏まで務め、春夏合わせて甲子園に12回出場、4度の優勝に導いた門馬敬治氏は、昨夏の新チーム発足から創志学園(岡山)の監督を務める。今夏は初戦の2回戦で岡山南に5-8で敗れ、姿を消した。
その創志学園を創部から率い、甲子園に6回出場した長沢宏行氏は昨秋、篠山産業(兵庫)の監督に就いた。2005年には神村学園(鹿児島)の監督として春の選抜で準優勝した実績もある。今夏は初戦の2回戦で龍野に3-9で敗れている。
村野工として甲子園に3度出場し、今春校名を変更した彩星工科を率いるのは、横浜高を2019年まで率いた平田徹氏。今夏は初戦の2回戦で、明石城西に4-5と悔しい敗戦を喫した。
履正社を率いて甲子園に13回出場した岡田龍生氏は、2019年夏には全国制覇も果たした名将だ。2022年春から母校の東洋大姫路に戻って指揮を執る。新天地も、夏の甲子園出場12回を誇る名門。ただこの夏は兵庫大会の5回戦で津名に2-6で敗れた。
(Full-Count編集部)