慶応が6回コールドで東海大相模に大勝 4大会ぶり聖地に前進…神奈川大会準決勝
3本塁打を放った慶応が圧倒し名門対決制す
第105回全国高校野球選手権の神奈川大会は24日、横浜スタジアムで準決勝が行われ、慶応が東海大相模に12-1で6回コールド勝ちを収めた。計3本の本塁打を放つなど相手を圧倒し、決勝戦へ駒を進めた。
慶応は、初回2死一、三塁から5番・延末藍太内野手(3年)の右翼席への3ランで先制すると、3回には3番・渡邉千之助外野手(3年)にも2ランが飛び出し、序盤で5点をリード。さらに4回には四球を挟み6連打を放つなど打線が爆発、打者一巡の猛攻で4点を追加し、9-0と大きくリードを広げた。6回にも4番・加藤右悟外野手(2年)に2ランが飛び出すなど3点を追加。その裏の東海大相模の反撃も1点でしのぎ、コールド勝ちとした。
慶応は2018年以来4大会ぶりの夏の甲子園を目指し、26日の決勝戦に臨む。一方、2019年以来の夏出場を目指した東海大相模は、ベスト4で涙をのむことになった。
(木村竜也 / Tatsuya Kimura)