慶応と横浜がコールド圧勝 神奈川大会準決勝…秋春県王者が聖地切符かけ26日激突へ

コールド勝ちを決めるタイムリーを放った横浜・稲坂陽【写真:中戸川知世】
コールド勝ちを決めるタイムリーを放った横浜・稲坂陽【写真:中戸川知世】

慶応は4大会ぶり、横浜は3大会連続の夏出場を目指し決勝へ

 第105回全国高校野球選手権の神奈川大会は24日、横浜スタジアムで準決勝2試合が行われ、第1試合は慶応が東海大相模に12-1で6回コールド勝ち、第2試合は横浜が横浜商を12-2で同じく6回コールドで破り、決勝進出を決めた。

 第1試合は慶応が、初回に5番・延末藍太内野手(3年)の右翼席への3ランで先制すると、3回には3番・渡邉千之亮外野手(3年)にも2ランが飛び出し、序盤で5点をリード。さらに4回には四球を挟み6連打を放つなど打線が爆発、打者一巡の猛攻で4点を追加し、9-0と大きくリードを広げた。6回にも4番・加藤右悟外野手(2年)に2ランが飛び出すなど3点を追加。その裏の東海大相模の反撃も1点でしのぎ、コールド勝ちとした。

 第2試合は横浜が、初回に2点先制を許したものの、2回に5つの四死球を選ぶなど、打者12人の猛攻で7点を挙げて逆転。さらに3回、5回と1点ずつ加点し、6回に3得点を挙げて勝負を決めた。

 26日の決勝戦は、今春の県王者の慶応と、昨秋の県大会を制している横浜との一戦に。慶応は2018年以来4大会ぶり、横浜は3大会連続の夏の甲子園を目指し、決戦に臨む。

(木村竜也 / Tatsuya Kimura)

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