慶応が劇的勝利で5年ぶり夏の甲子園へ 9回1死で起死回生の逆転3ラン…敗れた横浜は涙

5年ぶり夏の甲子園出場を決めた慶応【写真:荒川祐史】
5年ぶり夏の甲子園出場を決めた慶応【写真:荒川祐史】

慶応が横浜との名門対決を制し、2018年以来の夏の甲子園出場を決める

 第105回全国高校野球選手権の神奈川大会は26日、横浜スタジアムで決勝戦が行われ、慶応が横浜を逆転で破り甲子園出場を決めた。慶応は2018年以来、5年ぶりの夏の甲子園となる。

 慶応は3回、1番・丸田湊斗外野手(3年)が左中間を破る三塁打を放し、さらに犠牲フライで2点を先制。6回に一時逆転、7回に追加点を許したものの、3-5で迎えた9回1死二、三塁から3番・渡辺千之亮外野手(3年)が劇的な3ランを放ち逆転、勝負を決めた。

 慶応は2018年以来5年ぶり19回目、横浜は3年連続21回目の甲子園出場を目指し激突。決勝戦での両者の対決は2016年以来。最近の対決は昨年秋の県大会決勝で対戦し、このときは6-3で横浜が慶応を下していた。

 前回出場の2018年大会で、慶応は2回戦敗退。今春の選抜も2回戦で昨夏王者の仙台育英(宮城)に敗れている。リベンジを果たすべく、夏の聖地に挑む。

(木村竜也 / Tatsuya Kimura)

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