ロッテ“足のスペシャリスト”和田がプロ初アーチ 6年目192打席目で…敵地騒然
鷹の左腕・大関から右越えホームランテラスに運んだ
ロッテの和田康士朗外野手が29日のソフトバンク戦(PayPayドーム)に「9番・中堅」で出場。第1打席でプロ初本塁打を放った。6年目24歳はプロ192打席目でのうれしい初アーチとなった。
3回1死で迎えた第1打席。ソフトバンクの先発・大関の144キロを捉えた打球は右翼ホームランテラスに消えた。足のスペシャリストが放った初アーチに場内は騒然、三塁側のロッテベンチは歓喜に包まれた。
埼玉県立小川高時代は野球部に所属せず、クラブチームでプレー。俊足を買われ、BCリーグ富山から2017年育成ドラフト1位でロッテに入団し、2020年に支配下契約を結んだ。
翌2021年に盗塁王を獲得。持ち場は代走が多く、打席が少なかった。今季はここまで65打席で打率.170。“非力”とされていたバットで好結果を残した。