履正社が宿敵・大阪桐蔭を破り4年ぶり甲子園 昨夏のリベンジ…注目左腕・前田を攻略

大阪大会は履正社が優勝し5回目の夏の甲子園出場を決めた
大阪大会は履正社が優勝し5回目の夏の甲子園出場を決めた

履正社の左腕・福田が3安打完封、夏5度全国Vの大阪桐蔭は打線がふるわず

 第105回全国高校野球選手権の大阪大会決勝が30日に行われ、履正社が大阪桐蔭を3-0で破り、5回目の甲子園出場を決めた。全国制覇した2019年以来4年ぶりに夏の甲子園の土を踏む。大阪桐蔭は3年連続出場はならなかった。

 履正社は2回、プロ注目左腕の前田悠伍投手を攻め、安打と四球などで1死二、三塁とした。続く只石琉人の三塁へのゴロが失策を誘い、1点を先制した。4回には2死満塁で野上隼人が左前2点打。リードを3点に広げた。

 投げては背番号「10」の左腕・福田幸之介投手が3安打完封。昨年の大阪大会決勝で敗れた雪辱を果たし、ノーシードから頂点に駆け上がった。

 夏5度の全国制覇を誇る大阪桐蔭は最後まで福田を攻略できず。前田は中盤以降立ち直ったが、8回を投げて降板。序盤の失点が重くのしかかった。

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