レフト前をもぎ取る“鬼の一伸び”　勢いあまり2回転の芸術技が「凄すぎます」

緊迫した試合で飛び出したスーパープレー

■ソフトバンク 6ー5 ロッテ（30日・PayPayドーム）

　ロッテの藤岡裕大内野手が、ファンも心配するほどの体を張った守備を見せた。遊撃後方のフライにダッシュすると後ろ向きでダイブし、地面で2回転。「超が付く程のファインプレー」「怪我なくてよかったです」とファンも大きな拍手を送った。

　同点の延長10回、1死からアストゥディーヨが放った打球は遊撃後方へ。左前に落ちるかに見えたが、遊撃・藤岡が後退し、最後は後ろを向きながらグラブを伸ばして飛び込んだ。体は宙で一直線に伸び、上手く受け身を取ってグラウンドで勢いよく2回、ゴロリと転がった。

　球団公式ツイッターが動画を公開すると、「執念感じた」「イケメンすぎ」「捕ったあとの受け身まで全てが美しい」「凄すぎます」「藤岡さんの守備範囲広すぎ」「残念、そこは裕大！」と興奮するロッテファンの声で溢れた。