中日が積極的トレード、阪神は助っ人1人獲得のみ “最多”巨人と対照的…補強期間終了

巨人・原辰徳監督(左)と中日・立浪和義監督【写真:荒川祐史】
巨人・原辰徳監督(左)と中日・立浪和義監督【写真:荒川祐史】

70人枠を使い切ったのはソフトバンクのみ、オリックスが最少67人

 日本野球機構(NPB)は31日、新規選手契約可能期間、および選手契約の譲渡可能期間が終了したと発表した。シーズン開幕以降では計37人が新規で支配下登録され、巨人が12球団断トツの8選手。対して阪神、広島、楽天は1選手にとどまった。

 巨人はアルベルト・バルドナード投手を獲得したほか、中川皓太投手や高木京介投手ら7人を育成から支配下に移行させた。阪神は7月21日にメジャー84試合登板のコルテン・ブルワー投手の獲得を発表し、これで支配下枠は68となった。

 開幕以降に成立したトレードは5件だった。セ・リーグ最下位の中日は、6月21日に山本拓実投手と郡司裕也捕手との交換で齋藤綱記投手と宇佐見真吾捕手を獲得。さらに7月20日に高松渡内野手との交換で川越誠司外野手を獲得と積極的に動いた。

 枠いっぱいの70選手を支配下登録しているのはソフトバンクのみ。西武とロッテが69選手で、オリックスは最少の67選手となった。

8月以降は、クライマックスシリーズ終了の翌日まで、ウエイバーの請求による選手契約の譲渡を除き、支配下選手契約の譲渡・受入はできない。

(Full-Count編集部)

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