侍U-12、豪州に大勝 満塁弾などで一挙9点のビッグイニング…スーパーR進出へ前進
「3番・一塁」和田健吾内野手が2回に満塁アーチ
侍ジャパンU-12代表は8月1日、台湾・台南市で行われている「第7回 WBSC U-12 ワールドカップ」のオープニングラウンド4回戦で、オーストラリア代表に15-0の4回コールドで大勝し、対戦成績を2勝2敗とした。
日本は初回に2点を先制すると、2回には「3番・一塁」で出場の和田健吾内野手に満塁本塁打が飛び出すなど、一挙9点のビッグイニングを作り、3回にも2点を加点。4回にも2点を追加してコールド勝ちを決めた。打線は計15安打と相手投手陣を打ち崩し、投げては先発・宮野瑛心投手から小栗明投手へつないで、被安打わずか1の完封リレーを見せた。
井端弘和監督率いる日本は、7月29日の台湾との初戦に1-2で敗れ、30日のドイツ戦は16-0で4回コールド勝ち、31日のベネズエラ戦は1-7で敗れていた。オープニングラウンド突破に向けて負けられない一戦に勝利し、これで戦績は2勝2敗となった。
グループ上位3チームがスーパーラウンドに進出する今大会。日本は、初日(7月28日)の対戦が台風の影響で順延となっていた、メキシコとの残り1試合に次ラウンド進出をかけて臨む。